きのうの「誤解」に続いて「大波乱」です。
バス停で、隣の自治会のAさんに会ったので、「会長、ごくろうさまです」とあいさつしました。
Aさんは私と同年配なんですが、老人会の副会長で、以前から次期会長候補と言われてました。
そのAさんが、30年度の会長に決まったといろんな人から聞いてたんです。
長年会長を務めてきたBさんは、80過ぎの大変恰幅のいい堂々たる紳士で、老人会会長にふさわしい方です。
大阪市の教育界のえらいひとだったようです。
「一年だけという約束で老人会長を引き受けたのにやめさせてくれないんです。今年こそやめさせてもらいます」と三年前から言ってました。
私が自治会長として老人の総会兼懇親会に出席したとき、Bさんの会長あいさつでびっくりしました。
長いあいさつの途中で、ボソボ私語が聞こえ出した途端、Bさんが、「そこ、静かにしなさい!」としかりつけたんです。
そしてまたエンエンとあいさつを続けて、また私語が聞こえたんですが、そのときBさんは、「そこ、静かにしなさい!何度言ったらわかるんですか!静かにしないと出てもらいますよ!」と怒鳴りつけたんです。
老人会の懇親会ですよ。
小学校の教室じゃないんですからね〜。
困ったところのある立派な紳士だなあと思いました。
去年、地域のある団体がもめ事を起こした。
その団体が警察に相談したら、老人会の会長と自治連合会の会長に間に入ってもらえと言われた。
で、老人会会長のBさんと、連合会長の私が間に入ることになった。
ちょっとまずいんじゃないかと思いました。
Bさんは、もめごとの間に入って下手に出て穏便に丸く収めるのには向いてないんじゃないかと思ったんです。
私の心配は、予想をはるかに上回って激しく現実化した。
もめごとの相手との話し合いで、Bさんは下手にでるどころか、ガンガン怒鳴って、「裁判に訴えてやる!」という相手に対して、「訴えるなら訴えて見ろ!」とやり返したんです。
むちゃくちゃであった。
そのBさんが、今年こそ老人会長を辞めるという話はだいぶ前から聞いてました。
Aさんが会長になるというのも聞いてました。
つい最近、Bさんの奥さんからも聞きました。
「やっと主人が辞められることになりました。Aさんが引き受けて下さって」
で、Aさんにバス停で会ったので、「会長、ごくろうさまです」と言ったんです。
ところが、なんたることか、Aさんは会長になってなかった。
先日の老人会総会の席で、Bさんが、「今年も会長をやる!」と宣言したんだそうです。
う〜ん、どうでもええけど、どうなってるんでしょうか。