今日はフレカツでした。
ヘレカツではありません。
フレカツとは何か。
ふれあい活動です。
ふれあい活動とは何か。
年に一度の自治会の町内一斉大掃除のことです。
なぜふれあい活動と言うのか知りません。
班によって分担区域が決まってて私たちの班はバス通りです。
出てくるのは毎年おなじみの顔ぶれだったんですが、今朝バス通りに行ったら知ってるのは散髪屋の奥さんだけだった。
あとは知らない人で、皆さん若かった。
若いと言っても私より若いということで10代20代はいません。
この二、三年で私より年上の人が一気に見えなくなった。
皆さん引退のようです。
世代交代というやつですね。
二、三年前までは区域担当役員の清掃開始と終了のあいさつがあったんですがこれもなくなった。
2015年に私が自治会長を引き受けた時、自治会のドンAさんから「あいさつ」についてはうるさく言われた。
バス旅行の時のあいさつ、ラジオ体操の時のあいさつ、ふれあい活動の時のあいさつ。
自治会愛あふれるAさんは「あいさつは大事やで。会長は顔を売っとかんとあかん!」と力説してました。
コロナもあってあいさつの機会もないし顔を売るのもむずかしい。
最近は回覧にも自治会長の名前が書いてないのでAさんは嘆いてました。
古い人たちが自治会卒業となるといろいろ引き継ぎがうまくいかない。
今朝も、バス通りを渡ってちがう自治会のバス停の清掃を始めた人がいたのでカックンとなった。
「そっちは1丁目自治会の区域ですよ」
Aさんが知ったら大いに嘆くと思いました。
清掃を始めたけどゴミ袋が来てない。
開始前に役員が配るはずなんです。
本部がある公園に行ったら、85歳のAさんがどういうわけかクワをかついで現れた。
「クワで何するんですか」
「雑草を掘り起こすんや」
心臓の手術をして歩くのもしんどそうなAさんの気力に感心しました。
ゴミ袋がないと言ったらAさんが「倉庫にあるやろ」と言ってポケットから公園の倉庫のカギを取り出したのには驚いた。
なんで倉庫のカギを持ってるの?
Aさんは2014年に会長をやめてから役員でもなんでもないんですよ。
キーワードは自治会愛?