家内の病院につきそって行きました。
新しい病院はいいですね。
きれいで効率的で。
自分が病気じゃないから、病院の新しさがストレートにうれしい。
先生は中年男性、ベテランという感じでした。
若い看護婦さんが、家内の足に包帯を巻き始めたら、先生が、「方向がちがうでしょ!」と厳しく言ったのでちょっとびっくりしました。
包帯を巻く方向って決まってるんですかね。
「ハイ、テープで止めて」
看護婦さんがハサミを出してテープを切ろうとすると、「手で切ったらいいでしょ!」
うるさい先生やね。
看護婦さんのすることにいちいち口出ししてました。
口うるさいといえばいいのか、面倒見がいいといえばいいのか、看護婦さんに聞いてみたいです。
包帯を巻いてもらってる最中に家内が先生に質問したら、「ちょっと、しゃべらないで。何かしてるときにしゃべられてもわからないから」
最後に薬を出して、「これは効きますよ」と言われたのでかっくんとなった。
なんちゅうか、「ウチの病院で出す薬は効かんけど、これは効きますよ」という風に聞こえたんです。
そんな風に聞こえるというのは、先生の人徳の賜物ですね。