幼稚園年中組のあきら君と初めて風呂に入りました。
なぜ私が入れることになったか、これには複雑な事情が、と言うほどのことじゃなく、まあ入れたんです。
あきら君がいきなり、ドボンと飛び込んで、ブクブクッともぐったのでびっくりしました。
「あきらくん!もぐったらダメ!」
「ぷっは〜!」と浮かび上がったかと思うと、またブクブクッともぐった。
「こら!あきらくん!」
湯の中で一回転、お尻が出たり頭が出たり、前後左右天地無用縦横無尽自由自在です。
とても人間の子とは思えない
ラッコかオットセイか。
ばちゃばちゃざぶざぶ激しく動き回ってるなと思ったら、仰向けに沈んで目を開けて私を見てうれしそうににこにこ笑うじゃありませんか。
う〜む、男の子の風呂って、こんなもんだったかなあ。
うちの息子を入れて以来三十年ぶりですが、こんなもんだったかどうか忘れました。