岩波新書『日本語の歴史』を読みました。
こういう本を読むと、自分の集中力と持続力が落ちてることを感じます。
集中力と持続力が落ちると、「パラパラ読み」になる。
こういう本をパラパラ読むと、なんだかよくわからんなあということになる。
大学教授である著者が、留学生も対象の「日本文化」に関する授業で、『蛍の光』を取り上げて、「これは日本では卒業式で歌う歌です」と、歌ってみせた。
すると、オランダ人留学生がぱっと顔を輝かせて、「それは、オランダではサッカーの応援の時歌う曲です」と言って、元気よく歌ってくれたそうです。
いかにもサッカーの応援歌という感じだったそうです。
『蛍の光』が「サッカーの応援歌」とは驚きですが、オランダ人からみれば、「サッカーの応援歌」が卒業式に歌われてるのは不思議でしょうね。
スコットランドの人から見れば、「卒業式の歌」も「サッカーの応援歌」もヘンかもしれない。
でも、オランダ人はサッカー場で元気よく、日本人は学校の講堂でしんみりと、どちらも長年機嫌よく歌ってきたのだから、スコットランドの人にとってはヘンかもしれんけど、許してくれると思います。