競馬に興味はないけど、テレビで天皇賞を見ました。
出場する馬が次々に馬場に入っていくとき、一頭、ものすごく嫌がってる馬がいました。
二人がかりで引っ張っても言うことを聞かない。
後ろへ後ろへ下がったり、ぴょんぴょん跳ねたりしてました。
大丈夫かなと思ってたら、引いてる人の一人が引き倒された。
どうしても出るのが嫌みたいで、駄々をこねまくってました。
子供が駄々をこねるのも困ったもんですが、馬が駄々をこねると恐ろしいですね。
首を激しく振ったり跳ね回ったりしてたかと思うと、騎手を振り落とした。
天皇賞出場騎手を振り落とすとは、さすがに天皇賞出場馬だと感心しました。
神経質で興奮しやすいのはサラブレッドの特徴だそうです。
短距離を全速力で走ることだけを目的に品種改良を重ねてきたので、温厚とか従順とかいう性質はなくて当然らしい。
乗馬には向かないけど、乗馬クラブの馬もサラブレッドです。
競馬用に大量に「生産」されるので安いからだそうです。
私は、その中でもおとなしい馬を選んで乗ってます。
良く言えばおとなしい、悪く言えば鈍感。
好き嫌いのわかれるところです。
さっさと動いてくれないのが嫌という人も多い。
私は、少々のことでは動じない鈍感さに一票。
指導員からは、「馬がぼ〜っとしてる分、若草さんが緊張しててくださいよ」と言われてますが。
