小学3年生ゆうちゃんと、幼稚園年長あきらくんが庭掃除に来てくれました。
おじいちゃんおばあちゃんが足が悪いので「お助け隊」です。
以前は「庭掃除」とは名ばかり、庭でほうき持ってふざけてるだけでしたが、最近掃除になってきてるんです。
とくにゆうちゃんは立派なもんです。
あきらくんは今日も張り切って落ち葉を集めてましたがすぐに庭掃除用具入れの小さな手押し車に乗って遊び始めました。
ゆうちゃんは「任務」を心得ているようで、遊ぶ弟に目もくれず一心に庭掃除をしてくれました。
立派なもんです。
スピードがすごい。
庭を走り回ってる感じです。
木の下にも素早く潜り込んでチャッチャッッチャ~!という感じです。
落ち葉と枯れた芝生を集めてゴミ箱に入れてくれました。
あっという間にきれいになりました。
もう徒弟奉公に出してもいい年齢かもしれない。
「下働き」は十分できそうです。
彫刻家高村光雲の思い出話の中に、幕末の徒弟事情がありました。
当時、11歳12歳が徒弟奉公に出る「旬」だったようで、13歳ではちょっと遅かったみたい。
13歳では仕込みづらい、使いづらいということだったんでしょう。
13歳になっても子供を徒弟奉公に出さない親は、「何考えてるんだ。子供にまともな職業訓練を受けさせる気がないのか」と白い目で見られたそうです。
宮大工の西岡常吉さんも「宮大工になるのに中学を出てからでは遅い」と言ってます。
西洋の昔の画家も10歳前後で親方についてます。
その頃がなんでも自然に身につく年齢なんでしょう。
我が身を振り返って、何が自然に身についたか考えると、ちょっと思いつかないけど、まあ何か身についてるんでしょうね。
自転車くらいかな。
そして、これから自然に身につくことはなんにもない。
ひとつもない。
苦労して身につけたものが自然にはがれおちて行くばかりである。(-_-;)