「電話でキッス」は、50年以上前に流行った曲です。
今日、久しぶりに家内といっしょに神戸に行って、はなちゃん、ことちゃんと歓談。
まあ、奈良の男三人とくらべて、おとなしいもんです。
帰って夕食時に電話が鳴って、出たらゆうちゃんでした。
5歳児ゆうちゃん、乳歯が抜けたという報告でした。
うれしそうなので、「おめでとう!」と言ったら、てれたように、「ありがとう」と言ってました。
電話を切ると、すぐまた鳴りました。
今度は、6月で3歳のあきらくん。
兄のゆうちゃんが、おじいちゃんおばあちゃんに電話したのがうらやましくて、自分もかけたかったんでしょう。
「あきらくんも歯が抜けたか?」と聞くと、「まだ」とのことでした。
会話が成り立ちます。
2歳になったばかりのしょうちゃんは、そこまで行きません。
こちらの言うことを自然に吸収してる段階だと思います。
あきらくんは、意識して、耳をそばだてて吸収してます。
最近の私の楽しみの一つは、あきらくんに「チューさせて」とお願いすることです。
あきらくんは、「だめー!」と言います。
なんとか、「いいよー」と言わせようと思うんですが、言いません。
ガードかたいです。
誘導尋問にひっかかりません。
「あきらくん、この車、かっこいいねえ」
「うん」
「救急車やねえ」
「うん」
「ピーポーピーポーって走るんやねえ」
「うん」
「チューしていい?」
「だめー!」
救急車で夢中で遊んでるときでも、チューはだめ。
徹底的に「だめー!」なのが楽しいです。
で、さきほどの電話でひとしきりしゃべった後、あきらくんに言ってみました。
「あきらくん、チューしていい?」
「いいよー!」
うっ!
わかっとるんかい!
電話でキッスは不可能と理解してるんですね。
えらいもんです。