突然、「寄らば切るぞ!」という言葉が頭に浮かんだ。
たぶん子供のころチャンバラ漫画に出てきたんだと思います。
意味は子供にもわかる。
近寄ったら切りますよ、ということですね。
警告です。
親切である。
「寄らば」というのがちょっとヘンかな。
「寄らば大樹の陰」というのもある。
文法的には仮定法か。
「寄るなら切りますよ」「寄るなら大樹の陰ですよ」
「寄らば切るぞ」は誰が作ったフレーズなんでしょうか。
ネットで調べたけどわかりませんでした。
ネットでは「寄らば斬るぞ」が多いですが、子供漫画で「斬る」はなかったと思います。
ついでに「殺気!」も頭に浮かんだ。
これもチャンバラ漫画で、こっちの方がよく目にした。
夜道を歩いてた侍が突如「殺気!」と身構えると物陰にひそんでいた敵が襲い掛かってくる。
小さい頃は「殺気ってあるんや」と思ってましたが、だんだん「殺気ってあるんかな?」と思うようになった。
同じような疑問を持つ人はいるもので、だいぶ前ネットの質問箱みたいなところで「殺気を感じたことはありますか」という質問がありました。
プロの格闘技選手が「ある」と答えてました。
巡業先で夜中にジュースでも飲もうと、さびしい広場にある自動販売機に硬貨を入れて出てきた缶を取ろうとかがみこんだ瞬間、背後に恐るべき殺気を感じた。
「襲われる!」と反射的に横っ飛びに一回転してぱっと身構えたら誰もいなかったというんです。
どうでもいいことを突然思い浮かべるというのはどういうことでしょうか。
脳が勝手に遊んでるのか。
一心不乱に仕事をしたり勉強したりしてる時にどうでもいいことを突然思い浮かべることはないように思います。
ぼ~っとしてる時に脳がヒマを持て余してどうでもいいことを思い浮かべるのかもしれない。
私がよくどうでもいいことを思い浮かべるということは私がぼ~っとしてることが多いということかもしれない。
ありがたいといえばありがたいことである。