柔道着に何の関心もありません。
着たことないし着る予定もなし。
朝日新聞朝刊。
国際柔道連盟が柔道着の袖や丈の長さを厳しく測定するようになったという記事。
なんのこっちゃ?と読んでびっくり。
柔道の勝負に、柔道着が大きな影響があると言うんです。
袖やエリをつかまれないように、短くしたり生地を厚くしたりぬるぬるさせたりしてると言うんです。
知らんかった。
で、国際柔道連盟が厳しく計るようになって、試合直前の計測で着替えさせられる選手がふえてるそうです。
そう言われれば柔道って袖やエリをつかんでるなあ。
タンクトップの柔道着を着られたらつかみどころがなくて困る。
タンクトップ柔道着禁止はわかる。
短くするのがダメなら裏をかいて振袖柔道着はどうか?
日本柔道連盟で研究中かもしれない。
柔道着の素材も決まってるんでしょうか。
シルクはすべるからダメとか。
ゴム袖はつかんでもビロ~んと伸びるから禁止でしょうね。
こういう「スポーツ用具」の話、しみじみしますね。
以前「高速水着」が問題になりましたし、最近では「厚底シューズ」でもめてました。
選手が練習方法に工夫を凝らすのはしみじみしない。
道具に工夫を凝らす話はしみじみする。
「出し抜く」という感じがするからですかね。
(「出し抜く」って変な言葉ですね。)
「人間とは出し抜く動物である」
う~ん、ちがうな。
仕事で知り合った人で「釣りマニア」がいました。
釣りの道具や釣り方について次々といいアイデアがわいて仕方がないと言うんです。
「仕事でこれくらいアイデアがわくといいんですが」と笑ってました。
この人は「出し抜いてやろう」としてるんじゃない。
仕事の関係で「工場安全講習」に時々行ってました。
講師が「人間はアタマを使うんです」と紹介した話。
機械には安全装置がついてます。
作業者がケガしないように自動的に止まる。
止まると能率が落ちるから安全装置が働かないように工夫する。
機械メーカーと作業者のイタチごっこだそうです。
「人間とはイタチごっこをする動物である。」
これもちがうな。
高速水着、厚底シューズ、タンクトップ柔道着、これはなんの話であろうか。