朝日新聞社説。
安倍首相が原稿丸読みで肉声が聞こえないとぼやいてます。
肉声とは?
私が思い浮かべるのは牛の鳴き声です。
朝日新聞は安倍首相に「モ~~~~!」と言ってほしいのであろうか。
いや、肉声と言えば豚だ、豚は豚でも薩摩黒豚!いや、豪快にジンギスカンなどと勝手なことを言うのはやめてください。
肉声の話をしてるんです。
朝日新聞はこれまでにも「安倍首相は自分の言葉で語ってない」とか書いてるんですがそんなことはない。
安倍首相にとってはアレが「自分の言葉」で「肉声」 なんだと思います。
業界にいると業界風になってしまう。
枝野さんも自分の言葉で肉声とは思えません。
外国ではどうなんでしょうか。
外国の政治家のほうが肉声に近いような気がするけど外国語だから自信なし。
ブレアさんがイギリスの首相だったころ「市民との対話」みたいな番組があって、そこでの話し合いは、ふつうの大人が世間話してるみたいでいい感じでした。
何で読んだのだったか、昔イギリスの首相が国民に対する放送で何かぶつぶつ言ってると思ったら、戦争に突入するという宣言だったそうです。
ヒトラーの演説なんか肉声を通り越して獣声という感じです。
肉声だったらいいのか、いや中身でしょという気もします。
自分の言葉なんかあるのか、いやそれは・・・と考えてしまいます。
日本の政治家の肉声で思い出すのは昔の福田首相です。
テレビで何か質問されたとき、福田首相はにっこり微笑んでこう言ったんです。
「その問題はですね・・・は~~~~~~・・・・・へ~~~~~~・・・・ほ~~~~~・・・」
あと何を言ったのかはおぼえてません。
結婚前の私に母があれやこれやなにやかやと言ったもんですが、私は何を言われても「は~~~~へ~~~~ほ~~~~」で押し通して切り抜けました。
これは邪推ですが、安倍首相は料亭では「おかみ、ちょっと席を外してくれますか」と自分の言葉で肉声で自然にしゃべってるんじゃないでしょうか。
国会ではまた別の自分の言葉と肉声になるんじゃないでしょうか。
料亭で国会を開くのがいいのかもしれない。
ほんとの国会は料亭なのかもしれない。
ちがうかもしれない。