若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

警備体制体制

安倍元首相が銃で殺害された事件で奈良県警警備体制が問題になってます。

映像を見たら誰でも「問題あり」と思うでしょう。

 

この事件について朝日新聞アメリカのマイケル・エバノフ元国務次官補に話を聞いてます。

エバノフ氏は現役時代、ライス国務長官ほか要人たちの警護を担当した専門家ということです。

いろいろ語ってますが次の言葉に注目しました。

 

「演説場所を決めるのは私たちの仕事で、警護対象者に決めさせてはならない」

 

これがアメリカとちがうというんです。

日本では「西大寺駅バス停前の道路中央部で演説しますので警護をお願いします」だけど、アメリカでは「西大寺駅付近で演説したいんですが場所の設定と警護をお願いします」ということになる。

エバノフさんはここが唯一のちがいだと言ってる。

 

警備責任を負う、あるいは負わされる現場の意見に従いなさいということですね。

現場の意見、専門家の意見を尊重する。

 

演説現場の警備体制については奈良県警に責任がある。

日本の警備体制体制については?

大きな事件、事故が起きた時いつも思い出すのは消防の人の話。

「消防法には火災の犠牲者の悲痛な叫びが詰まってるんです」