朝日新聞朝刊。
「『黒船ホテル』奈良上陸」。
私の中では「黒船」というのはいいイメージじゃないです。
「侵入者」という感じです。
呼んでもいないのに押しかけてきた。
奈良初の外資系高級ホテル「マリオット奈良」が開業したという記事です。
県知事はじめ大歓迎のようです。
待ちに待った!という喜びにあふれてます。
私のアタマの中の「黒船」じゃない。
ネットで調べたら、「黒船」には否定的な意味はないようです。
「外国からやってきて日本の市場にいい変化をもたらすもの」という意味で使われることが多いみたい。
なるほどそういうとらえ方もできる。
しかし「ペリーの『黒船』」は押しかけです。
マリオットホテルは「黒船」じゃなくて「宝船」と言ってあげた方がいいんじゃないでしょうか。
「宝船ホテル奈良上陸!」
これなら荒井知事の恵比須顔も生きるというもんです。
で、客を呼びたい!泊ってほしい!という気持ちはわかります。
しかし、たまに奈良公園を通りすぎるだけの私は、これ以上増やしてどうするの?と思ってしまう。
人も車もじゅうぶんうじゃうじゃです。
京都よりましですがじゅうぶんです。
ホテル誘致もいいけど、観光業者以外の市民の意見も聞いたほうがいい。
鹿の意見も聞いたほうがいい。