若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『鬼滅の刃』と「著作権侵害」と「世の中そんなもの」

はなちゃんの11回目の誕生日です。

こんな暑い時に生まれたという記憶はありません。

大変だったという記憶はある。

私が初めて当事者として立ち会ったお産である。

ウチの3人の子供が生まれた時、私は当事者じゃなかった。

少なくとも当事者意識はなかった。

家内の仕事だと思ってたことを告白懺悔します。

そのかわりと言っては何ですが孫が生まれる時は完全当事者でした。

当事者意識丸出しのむき出しであった。

とくに初孫のはなちゃんの時なんか当事者意識噴出、出産前の検診の送迎から、さあ来い!ニミッツマッカーサー!と腕まくりねじり鉢巻き手ぐすね引いて待ち構えてた。

生まれてからも私と家内で何でもやるもんだからパパとママから「誰の子かわからない」と文句を言われたほどです。

そのはなちゃんが11歳。

おめでとう電話を入れました。

「ありがとう」と皇族並みの落ち着いた対応であった。

いまテレビでは何が一番好きかと聞いたら、ゆうちゃんといっしょで『鬼滅の刃』だそうです。

先日来たゆうちゃんにどんな話かと聞いたら「鬼をやっつける話」というので「桃太郎は出てくるのか」と聞いたら「出てこない」と答えました。

はなちゃんに同じ質問。

「出てこない。そんなことしたら著作権侵害やんか」

さすが小5女子です。

今テレビの『鬼滅の刃』はお休みだそうです。

なぜか。

映画をやるんだそうです。

それでテレビはいいところでお休みになってるというので、「ひどいねえ」と言ったら、「そんなもんやろ。映画の観客ふやすためや」。

おじいちゃん、世の中そういうもんなんだよとやさしくさとすような口調のはなちゃんにしみじみしたのであった。

 

「きのう馬に乗ったよ」と言ったら、「え!おじいちゃん、乗馬は木曜じゃなかったの?」

そ、そうだったんですが最近ちょっと変則で・・・。

私の乗馬スケジュールまでおさえてくれてたのかとさらにしみじみしたのであった。