夜7時のNHKニュースで見る限り、コロナは終息したとは言えないまでも主役の座を譲ったというか奪われたというかまあそんな感じです。
まず台風9号続いて10号、強力なライバルが連続で登場してコロナを押しのけた。
これはまあしかたない。
国民に与える被害の大きさから言うとこっちの方が重大だからこれに押しのけられるのもしかたない。
そんなこんなでしぼんじゃった。
まあ飽きられたというか慣れられたというか、そういうこともありますね。
コロナ騒動でよかったと思うことはいろんな国の対応を見られることです。
私が一番好感を持ったのはスエーデンの主席疫学官テグネルさんです。
まず肩書がいい。
主席疫学官。
わけがわからんけどえらそうである。
顔がいい。
苦虫をかみつぶしたようなとは言わんけど、ほろ苦い虫をかみつぶしたような顔である。
ヘアスタイルがいい。
もしゃもしゃで、整髪料もクシもブラシもドライヤーも持ってませんという感じである。
ファッションがいい。
いつも「スーパーいづみや」の衣料品売り場で1280円で買ったようなポロシャツである。
その顔と頭とポロシャツで記者会見である。
たぶん記者会見と思ってない。
「記者」と思ってない。
「ヒト」と思ってる。
「あなた」と思ってる。
聞かれたことにふつうに答えてる。
聞かれたことにきっちり答えてる。
よけいなことは口にしない。
スピード感とか緊張感とか、あとなんだったか・・・あ、責任感とか口から出まかせは言わない。
誠実に丁寧に納得のいくまで繰り返しご説明いたしたいと思いますとは言わないけど誠実に丁寧に納得のいくまで繰り返し説明してると思う。
この人が一ヶ月バカンスを取ってたと言うのにはびっくりしました。
ほんとかな。
私のアタマでは理解不能ですが。