家内の白内障手術でBGMが流れた話を書きました。
何年か前の私の鼻のポリープの手術の時は流れませんでした。
どうなってるのかネットで調べたらいろいろ出てます。
手術中に音楽を流すのは100年ほど前イギリスではじまったそうです。
外科医が患者の気持ちを落ち着かせるために音楽家をやとって演奏させた。
患者は貴族か大金持ちでしょうね。
金持ちなら弦楽四重奏、伯爵ならオーケストラ。
執刀医も指揮者のタクトでメスを動かす。
患者のための音楽が徐々に医師のためのものにもなって行った。
「無音で手術なんて耐えられない」という先生もいます。
手術した経験はないけどわかる気がします。
しかし、音楽がある方が気がまぎれると思うけど手術中は気がまぎれない方がいいようにも思います。
患者のリクエストにこたえる病院もある。
かわったリクエストでは落語、野球中継。
般若心境とか讃美歌もある。
落ち着くというより見送られるような感じじゃないでしょうか。
やすらかに行ってらっしゃい。
自分がカラオケで歌ってるのを流してもらったのはいいけど医者が耐えられず止めた例もあるそうです。
音楽を流さない病院もある。
よけいな手間がかかるから。
CDなんかを流したとき著作権料はどうなるのかというと、医療福祉施設は無料だそうです。
患者の好みもいろいろだし医師の好みもいろいろです。
アメリカの「手術室音楽ベストテン」では半分がハードロックだそうです。
で、音楽を流した手術と流さない手術の差は?
音楽を流すと手術スタッフが執刀医の指示を聞き返すことがふえる。
流さないときの5倍という調査結果があります。
なんか聞こえるてるなという程度の音量がいいかな。