きのうは「天然の良港」というタイトルで「ブラタモリ」について書いてしまったので今日は「ブラタモリ」というタイトルで「天然の良港」について書くのがスジでしょう。
なぜ「天然の良港」について書く気になったかというとユーチューブです。
私のユーチューブ師匠はあきらくん(小4)で、はじめはあきらくんが見るのを横で見てた。
ヒカキンとかレゴの作り方とか近鉄特急とかを見てた。
その他わけのわからんあほみたいなのを見てた。
その後師匠から独立して自分で見るようになった。
ユーチューブにはいろんな流派があることを知った。
レゴ系、鉄道系、語学系、お絵描き系、外人観光客おもてなし系、あほ系とか無数にある。
近鉄特急を紹介する人がいる。
紹介というかほめたたえる。
「これが新しい近鉄特急『ひのとり』です!デザインがかっこいいですねえ。早速乗ってみましょう。うわあ!内装が素晴らしいです。座席がすごい!豪華です!」
近鉄の広報係でもここまで言わんだろうというほめあげ方です。
近鉄特急に乗るぐらいはまだかわいい。
JRの超豪華列車に乗ってほめたたえる人もいる。
何十万円払ったうえでほめたたえる。
もらうんじゃないですよ。
この人だいじょうぶかなと心配してたらあきらくんが「この人は大学生やけど京都の西陣のお金持ちの息子やからだいじょうぶ」と教えてくれた。
先日「船系」というのがあることを知りました。
茨城県大洗港から苫小牧港まで三井商船のサンフラワーでの旅を紹介してる人がいた。
十数時間かかるそうです。
ふつうの船旅では面白くないということか嵐の船旅。
こんな天候でも船は出るのかと感心しました。
食堂の椅子が倒れるんですよ。
撮影者が酔い止めを飲んでましたが私の知らない薬でした。
酔い止めと言えば「トラベルミン」だと思ってたんですがちがいました。
嵐で6時間遅れの到着!
お詫びの印に無料の朝食が出たと喜んでました。
別のサンフラワーでやはり嵐の船旅を紹介してる人がいました。
この人はテーブルに缶ビールを置いて転げ落ちるのを見せてました。
酔わない体質だけどこの揺れだと立ってられませんと言ってました。
4時間遅れの到着でやはりお詫びの無料の朝食に喜んでました。
ちがう動画が出てきてタイトルに「接岸したのに乗客も荷物も降ろせなかった」と書いてあった。
嵐の船旅なんだろうと思って見ました。
ちがいました。
東京の離島青ヶ島の港です。
↓これです。
この写真みたいな感じで空は青く海は穏やかに見えました。
船が入ってきて接岸しようとしたら上下に揺れている。
穏やか見えても海は揺れてるんだと感心しました。
ロープで固定できるんだろうと思って見てたらいつまでたっても固定できない。
身を乗り出す乗客が写って、字幕が「絶対降りたいと思ってる乗客」。
そうでしょうな。
東京から十数時間。
船はいつまでたっても上下してる。
チャプンチャプンという感じなんですが降りられない。
なんと、ついに船は戻って行った。
客も荷物も降ろさずに。
接岸してるんですよ。
晴れてるんですよ。
チャプンチャプンですよ。
投げおろすくらいできるんじゃないか。
なるほど「天然の良港」というのがいかにありがたいものかわかりました。
というわけで二日がかりで天然の良港にたどり着きました。