若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

子供の手をつなぐのは何歳まで?

きのうあきらくんを歯医者さんに連れて行きました。

 

鉄道ファンのあきらくんがいろいろ話してくれた。

オレンジと青のツートンカラーでおなじみの近鉄の二階建て特急ビスタカーがなくなるそうです。

質問もいろいろ。

「おじいちゃんが子供の時ビスタカーは走ってたん?アーバンライナーは?」

「おじいちゃんが子供の時近鉄は難波まで行ってたん?上六止まり?」

 

こんな質問も。

「おじいちゃんが子供の時は国鉄?JR?」

国鉄やった」

「古~!」

 

「おじいちゃん何歳?」

「もうすぐ77歳」

「ふ~ん。奈良交通はおじいちゃんが生まれる3年前にできたんやな」

最近奈良交通バスに「奈良交通は開業80年」と言う広告が出てるんです。

 

楽しくおしゃべりしました。

帰って家内にそう言ったらママにメールで報告した。

ママがあきらくんに「おじいちゃんがあきらくんといっしょで楽しかったって」と言ったら兄のゆうちゃんが「あきらくんといっしょで楽しくなかったとは言えんやろ」と言ったそうです。

中一坊主、にくたらしー。

 

きのうの夜、ちょっと考えました。

 

ママが車で駅まで送ってくれて、駅から歯医者さんまで徒歩3分。

車を降りて駅の地下道を歩いてたらあきらくんがぼそりと言ったんです。

 

「おじいちゃん、なんで手つなぐん?」

 

妙なこと言うなと思いました。

あきらくんに危害が及ばないようぎゅっと手を握って四方八方上下くまなく気を配ってたんで返事をする余裕もなかった。

帰りもぎゅっと手をつないでた。

 

夜、ふとあきらくんの言葉が浮かんだです。

私の頭の中では「幼児あきらくん」だったんですが、小学4年生男児と手をつなぐのは不適切行為だったのだろうか。

国連の子供の権利条約に反する行為だったのか。

 

三十数年前を思い出した。

幼稚園児だった息子とショッピングセンターに行ってエスカレーターに乗ろうとしたら放送が聞こえた。

 

「小さなお子様をお連れのお客様は手をおつなぎください」

 

私がふざけて息子の手を握ったら息子は「オレは小さなお子様とちがうぞ!」と言って手を振りほどいたんです。

 

幼稚園児の息子の手は握ってなかったのに小学4年生のあきらくんの手を握ってた。

トシのせいであろうか。

私は男の子をダメにするダメ祖父なのかもしれない。

ネットで調べました。

 

「子供の手をつなぐのは何歳まで?」

 

気にしてる人は多いみたいでいろいろ出てましたが気にすることはないみたいなのでこれからも振りほどかれるまでは握り続けよう。