きのうは父の日。
土曜日に歯医者の帰りのバスであきらくんが「あした父の日や」と言いました。
は~、そうだったかなあと思うほど私にとって「父の日」は縁遠いものになってた。
私は「父兼祖父」なんですが圧倒的に「祖父」の比重が大きいです。
自覚的には専業祖父。
一時子供たちからの父の日のプレゼントが毎年Tシャツでした。
お値段的にもお手ごろですしね。
スーパーで680円で売ってるしと言ったら家内はそんなものじゃないと言ってましたが。
そのうち父の日のプレゼントが重荷になってきた。
父親らしいことは何にもしてないのに、といじけたわけじゃないんですが、もうええやろという感じでTシャツ御辞退。
きのう長女がささやかなプレゼントを持ってきてくれました。
次女からはメールが届きました。
夕方電話が鳴ったので出たら息子でした。
珍しいです。
お嫁さんかしょうちゃんかみいちゃんがほとんどで息子から電話があるのはごくまれなんですが、さすが年老いた父親のことを思って殊勝にも「父の日電話」かとしみじみしました。
「ああ、オレやけど」と息子得意の振り込み詐欺調。
「オレやけど」と言ったと思ったら続けて「お~い、おじいちゃんやで」と声をかけてしょうちゃんとみいちゃんが電話口で「おじいちゃん、いつもありがとう!これからも元気でね!」と声をそろえたのでカックンとなった。
「あのね~、キミね~、父の日は孫からおじいちゃんへか?ウチの息子はなにしてますねん?」
「あ、あ、ど~もど~も・・・い、い、いつもありがとう・・・こ、これからも・・・」
焦ってました。
息子と父親と兼業。
おたがいややこしい。