きのうは小学4年生あきらくんの参観日でした。
おじいちゃんとして行ったのではなく学校の地域委員としての業務です、と力むこともないけど。
私の最後の参観日体験は30年ほど前、同じ小学校での息子の参観日。
授業が終わって帰ろうとしたら子供たちが「アンケートお願いします」と紙を渡した。
他の項目は忘れましたが「好きな漢字を書いてください」と言うのがあって私は「博子」と家内の名前を書いてあとで息子に怒られた。
それ以来の学校参観で、午後1時20分に娘が迎えに来てくれていっしょに行きました。
教室に着いたら子供たちは休み時間がすんで運動場から戻ってくるところでした。
廊下に立ってたら帰ってきた子供たちが私の名札をじろじろ見る。
パパさんもちらほらいたけどあきらくんのクラスは男が私だけなので特に目立ったと思います。
子どもたちが次々に私の名札を穴のあくほど見つめてから私の顔を見上げて、また名札を見て私の顔を見つめてまた名札を見て、「う~ん、学校運営委員 若草鹿之助?なんじゃこの人は?」と言う表情です。
クラスの誰の名前ともちがうし不思議だったと思います。
先生はいかにも子供に人気のある中堅教師という感じで算数の授業がテキパキ楽しく進みました。
問題がテレビ画面に映し出されて子供たちがタブレットで答える。
先生のタブレットに子供たちの答えが次々に届く。
図形のややこしい問題なのに答えが早いので、今の子は頭いいんだなあと感心しました。
ところが先生が「ハイ、〇〇さんまちがい、✖✖さんまちがい、△△さんまちがい・・・今までに答えた人、全員まちがいです」といったのでかっくんとなった。
タブレットを離れて前に出て答えることになってあきらくんも手を挙げてさっそうと前に出て正解だったので安心しました。
あきらくんに授業が終わったらママとおじいちゃんはすぐ帰ると言ったんですが「いっしょに帰りたい」とかわいいことを言うので終わりの会まで残ってました。
終わりの会が始まるとき廊下で立ってたらあきらくんが手を振り回して教室に入れと指示するので入りました。
すべて終了して教室を出るとき「おじいちゃんは来客入り口で靴をはいてくるから下で待っててね」と言ってあった。
で、ママといっしょに待ち合わせ場所に行ったらあきらくんは友達としゃべりながら校門に向かってたのでかっくんとなった。
いっしょに帰りたいんじゃなかったんですか?(-_-;)
置き去りにされた私たちはあきらくんの後を追って走ったのであった。