アメリカの大統領候補を選ぶ選挙の様子が新聞やテレビで報道されてます。
候補者を選ぶ段階から大々的に報道されるのはさすがアメリカです。
記事を読むと選び方がややこしい。
二十年ほど前の大統領選挙の時、大統領選挙の仕組みがややこしくてよくわからないのでネットで調べたことがあります。
在米何十年という日本人が「アメリカの大統領選挙の仕組みはややこしい。アメリカ人にもわからないほどややこしい」と書いてた。
何年か前、世界の教育制度について調べたことがある。
ドイツに住んでる日本人が「ドイツの教育制度はややこしい。ドイツ人にも分からないほどややこしい」と書いてた。
フランスに住んでる日本人が「フランスの教育制度はややこしい。フランス人にもわからないほどややこしい」と書いてた。
1 わからなくても困らない。
2 わかるとはどういうことか。
「私にはわかってるんですがあなたに説明するのは難しいんです」
「私は頭いいんですがあなたは悪いんです」
さて今回はアメリカを代表する後期高齢者同士の戦いになりそうである。
そうなればギネスブックものだしお二人はモンドセレクション金賞まちがいないし前回同様の激しい選挙戦になることもまちがいない。
大統領選挙戦のあまりの激しさに心を痛めた人がいる。
「アメリカ合衆国大統領選挙はこれまでなんとか平穏に行われてきたがこれがいつまで続くか心配だ」
第4代連邦最高裁判所長官ジョン・マーシャル(1755~1835)のことばです。
初代大統領ワシントンは別にしてそれ以後はえげつなかったみたいです。
ジョン・マーシャルの伝記を読むとアメリカが分裂しなかったのが不思議です。
マーシャルの時代、奴隷制度について対立があったし、アメリカインディアンの処遇についても対立があった。
最近「アメリカの分断」という言葉を目にしますが今日までよくもったもんだと思います。