若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ヒラリー・クリントンは化け物か

アメリカ大統領予備選挙民主党の候補選びが大接戦だ。

過熱の余り、か、オバマ陣営の外交顧問が、「ヒラリー・クリントンは化け物(モンスター)で、なにをするかわからない」と発言した。
新聞のインタビューに答えた中での発言で、「ないしょにしてね」という話だったようだが、もれてしまって、外交顧問を辞任することになった。

きのうの新聞各紙が取り上げているが、「化け物(モンスター)」というのはまちがいだ。
ヒラリー・クリントンは女性だから、「モンスター」ではなくて「モンストレス」が正しい。
「ウエイター」が「ウエイトレス」に変化するように、「モンスター」の女性形は、「モンストレス」だ。

さて、これは、それほどひどい発言なのか。

「若草鹿之助は化け物だ。なにをするかわからない」

一目置かれてるような気がする。

「なめとったらあかんで」

ちょっといいい気分だ。

「若草鹿之助はモンスターだ」

英語で言われたら、完全に賞賛だろう。
私は、そうとる。

発言に対して、ヒラリー陣営は猛反発したそうだ。
やはりひどいのか。

「ヒラリー・クリントンは厚化粧だ」といわれるより、マシだと思うけど。

オバマさんは、高校時代、日本に留学したこともある親日家だ。
大阪の漫才にはまって、帰国後、友人を誘って、「海原オバマ・コバマ」というコンビを結成、学校の文化祭で漫才をして人気者になった。

何の話か。
ヒラリー・クリントンは化け物か。

ウチの息子が、三歳か四歳のころ、鉄道に夢中になった。
「鉄道絵本」を買ってやったら、列車の名前をすぐおぼえた。

ページを開けてやると、写真を見て、即座に列車名を言う。

「これは?」
はやぶさ!」
「これは?」
「あさかぜ!」
「これは?」
「ばけもの!」
「ええっ!?ば、ばけもの!?」
「う〜ん・・・あけぼの」

何の話か。
ヒラリー・クリントンは、あけぼのか。
そんなぼんやりした人ではなさそうだ。