昼過ぎ、チャイムが鳴ったので出ると、なんと高校美術部でいっしょだったT君。
ひと月ほど前高校同窓会で久しぶりに会ったとき「また行くわ」と言ってたけど突然なのでびっくりしました。
彼は市民病院の院長を退職してから「地域医療に尽くす所存です」という挨拶状をくれたあと言葉通り滋賀の診療所で地域医療に尽くしてる。
彼のことだから尽くしてることはまちがいない。
高校のころは元気いっぱいの優等生だったけど医師としても元気いっぱいの優等生だと思います。
私たちの結婚披露宴の司会は彼のほかにないなと思うような人です。
家内が彼と会うのは、その時のお礼に彼の家を訪問したとき以来です。
その時かわいい女の子が3人いた。
一家の長としてどっしり構えた彼が「おまえさんたちはいい夫婦になるわ」と言った。
いやに先輩面してくれるじゃないの、しかしまあ3人子供がいるんだからしかたないなと思った。
一時は彼が同窓会に顔を出すと「病気の相談会」みたいになった。
「どこへ行ってもこうなる」と苦笑してました。
短い時間でしたが楽しかった。
二人で京都の映画館でビートルズの映画を見たり波切の海岸で素っ裸で泳いだりした彼が夜間往診など地域医療に貢献してるのはめでたいことである。