若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

夢で会いましょう

夢というのはヘンなものですが、きのうの夢の中に私の現役時代の同業のA社長が登場したのはとてもヘンだと思いました。

同業というと競争相手ですが、激しく競争したというほどではなくふつうに競争しただけです。

私より3歳年上でした。

仕事を始めて二、三年のころ、A社長から「あんたは商売に向いてない」と言われたことがあります。

思わずニヤリとしてしまった。

私もA社長は商売に向いてないと思ってたんです。

ご本人は向いてると思ってた。

そういう自信があるので私にときどき「説教」してくれた。

なにか説教してるな、というのはわかるんですが、何を言ってるのかわからない。

フランクというかあけっぴろげというかフランクすぎるというかあけっぴろげすぎるというか、まあ明るい人と言ってもいい。

業界で倒産があるとA社がからんでるという感じでした。

不渡り手形をたくさん持ってると自慢してた。

Aさんが言うと自嘲じゃなくて自慢に聞こえるのが人徳の賜物です。

非常に苦しいはずなのにそうは見えなかった。

いろいろ思い出すと、夢に出てきても不思議ではないかな。

 

 

 

 

 

ハロウインパーティ

きのうの夕方駅前のバス停でバスを待ってたら近所のAさんの奥さんといっしょになった。

小学2年生の女の子を連れてたのでどこの帰りか聞いたら、「学童保育ハロウインパーティです」。

ふ~ん、学童保育ハロウインパーティをするのか。

女の子が、背負ったリュックを私に向けて、うれしそうに「衣装が入ってるの!」といった。

衣装!

「へ~!ハロウインの衣装が入ってるの!?」

「お菓子も入ってるよ!」

「ふ~ん。学童保育ハロウインパーティするんですか」

「どこでもしますよ。ゆうちゃんやあきらくんも今日はどこかのハロウインパーティじゃないですか?」

「いや~、聞いてないですねえ」

「きっとどこかでハロウインパーティですよ」

 

聞いてません。

家に帰ってその話を家内にしたら「ハイ」とスマホの画像を見せてくれた。

あきらくんの友達を招いて、ママとゆうちゃんも衣装を着けて自宅ハロウインパーティでした。

う~ん、来年はウチでもやってみよう。

 

 

 

オムロン体重体組成計PART2

オムロン体重体組成計によれば私の体年齢は40歳という衝撃の結果を受けて家内が乗りました。

家内の体年齢は〇〇歳(ピタリ実年齢!個人情報のため伏せさせていただきます)でした。

つまり私の方が20歳以上若い。

家内に、自分より20歳以上若い夫を持った気分はどうかと聞いたら、「だからこんなものいらないと言ったでしょ!」とぷりぷりしてました。

それにしてもどこから40歳という数字が出てくるのか。

基礎代謝というのもどういうものかわからないので調べたら「覚醒時の生命維持に必要な・・・」というようなわけのわからん説明です。

う~ん、つまり私の体年齢は、ぼ~っと生きてるだけなら40歳ということでしょうか。

それならわかる。

ぼ~っと生きるのは得意中の得意です。

40歳から今までぼ~っと生きるピークを維持してる。

ウイキペディアの基礎代謝のところを見たら年齢別一覧表があって、それを見ると私の基礎代謝は11歳から12歳というんですが。

以前から私は「基礎代謝がいい」と言われてました。

それってどういうことなのかよくわかりません。

食べたものをどんどんエネルギーにして使ってるから太らないんだと言われたことがあります。

体内に蓄積しない。

つまり、遭難して食料が尽きたら真っ先に死ぬということじゃないでしょうか。

私にぴったりです。

基礎代謝に関してはこういう理解でいいんでしょうか。

 

 

 

オムロン体重体組成計

きのうがキンドル、今日はオムロンの体重体組成計というといかにも時代の先端を行くという感じがするんじゃないかと思いますが、しませんか。

買ったんじゃないです。

NTT西日本がくれたんです。

私がくれと言ったんじゃなくて、ポイントがたまってるから何かあげると言ってきたんです。

なぜポイントがたまるのか知りません。

ポイントがたまったたまったとうるさく言ってくる。

ポイントの点数に応じてなにかあげますと言うんです。

だいぶ前に、それほどいうなら何かもらおうとプレゼント商品を見たらろくなものがなかったのでそれ以来ほったらかしてあった。

先日また何点たまってると言ってきたので久しぶりにプレゼント商品を見たら、相変わらずろくなものがない中これが目についた。

体重計なら使えます。

それも体組成計というおしゃれなものである。

ところが、家内はそんなややこしいものいらないというんです。

たぶん自分の組成を知られるのがイヤなんだと思います。

知るのがこわいのかもしれない。

脂肪ばっかりとか。

反対を押し切って申し込みました。

まず設定ですが、乾電池を入れて、住んでる地方を選ぶところから始まる。

重力がちがうからと言うんですが、う~ん、なんかあやしい。

生年月日とか男女の別とか身長を入力する。

体重は入力しなくてよろしい。

さて張り切って測定です。

肌寒い中、裸になって乗りました。

と、なんと即座に体脂肪率BMI、骨格筋率、基礎代謝、体年齢が表示されました。

だまってすわればぴたりと当たるじゃなくて、だまって裸で乗っただけでそういうものがわかる。

なぜだ。

あやしい。

体脂肪率BMIなんかは少々あやしそうでもそう気にはならない。

「ふ~ん」と思うだけです。

しかし、私の「体年齢」が「40歳」というのはあやしいのを通り越してると思います。

家内には言えませんよ。

「え!40歳!?もっと働け!」とまでは言わないと思うけど、隠しておいた方がよさそうです。

乗馬クラブにも言えない。

70歳以上は「シルバー会員」ということで騎乗料金が半額なんです。

返上させられるかもしれない。

いくらなんでも40歳はない。

体年齢60歳ならなんとか納得します。

この私が、はなちゃん、ことちゃん、ゆうちゃん、あきら君のパパたちと同じ?

それはない。

あくまでも個人の感想ですが、あやしい商品である。

 

 

 

 

 

 

キンドル読書

電子書籍リーダー キンドル」で本を読んでます。

いや、本を読んでるのではないですね。

板を読んでる。

色気ないです。

味気ないというかそっけないというか、まあ、字を読むのに色気も味気もいらないといえばいらない。

小さな活字を読むのがしんどくなってキンドルを買ったのであってその点では文句ないです。

快適な「読書」、じゃなくて「読キン」です。

たぶんそのうち板じゃなくて、紙みたいにピラピラでペラペラのキンドルができると思います。

そうなったとき「電子書籍リーダー」を名乗ることを許す。

キンドルには辞書が内蔵されてて非常に便利と言いたいけど、自分の好きな辞書を使えるようになれば非常に便利だと思います。

ないよりまし。

数は少ないけど英語の無料本もあって、この英文にははじめからルビを振るみたいな感じで単語の説明がついてます。

これも非常に便利なようだけど、こっちもないよりましという感じです。

キンドルでいい一番いいのは本が増えないことです。

無料本を読みまくってますが何十冊読もうが影も形もない。

ただし、影も形もないということで、読むと即座に忘れるてしまうような気はします。

まあ、即座に忘れるかちょっとしてから忘れるかだからどっちにしろ大差ないかな。

 

 

 

金髪と茶髪

西大寺駅で電車に乗ったら、「若草さん!」と声をかけられた。

若い男性だったんですが、一瞬だれかわからなかった。

「いや~、こんなところで・・・」とにこにこ話すのを見てたら、あ~、乗馬クラブでいっしょのA君だとわかった。

なぜ一瞬わからなかったのか。

今まで金髪で長髪のパーマネントウエーブだったのに、茶髪で短髪の直毛になってたんです。

激しいイメージチェンジです。

A君は某市の職員です。

市の職員で金髪で長髪のパーマネントウエーブというのはちょっと珍しいんじゃないでしょうか。

非常に気楽そうな人である。

ハッピーな感じがする。

人生を楽しんでるみたいである。

私は乗馬は木曜なんですが、彼とよくいっしょになる。

市の職員で金髪で長髪のパーマネントウエーブで木曜によく休むというのは非常に珍しんじゃないでしょうか。

仕事の話もするんですが、話を聞いている限りではまじめにやってるみたいだけど、彼がまじめに仕事をしてるところは想像しにくいというのが気の毒である。

乗馬の方は彼が上のクラスなのでいっしょに乗ることはありません。

ロッカーが近いので着替えるときはいっしょです。

彼は着替えるのが遅い。

もたもたしてる。

いつも先にロッカールームを出る私に、「若草さん早いですね~!」と言うんですが、私が早いのじゃなくて彼がもたもたしてるんです。

彼が仕事でもたもたして怒られてるところは何となく想像できるのが気の毒である。

 

 

 

大熊孝『洪水と治水の河川史』

台風の大雨で大変な被害が出ました。

川の恐ろしさを長年知らなかった。

私は子供のころから四十年ほど東大阪市に住んでて家のすぐ近くを長瀬川という川が流れてた。

川幅数メートル。

落ちたらいやだけど怖いという感じじゃなかった。

毎日のように見てたけど、なんか水が流れてるな、勝手に流れておれ、私には関係ないという感じでした。

奈良に引っ越してからも幅数メートルという川しか見たことない。

何年か前、関東で川があふれて大きな被害が出ました。

その時初めて川の恐ろしさを知って、お勉強しようと思ってこの本を買いました。

人間にとって、川は大変役に立つけど大変恐ろしいものだった。

人間の力ではどうすることもできなかった。

明治以後、少しずつなんとかできるようになった。

100年に一度の雨、200年に一度の雨を想定して対策を立てるようになったけど、ぶっちゃけた話雨の量を測りだしたのはこの100年ほどである。

1000年に一度の雨ならどうしますかという話になる。

技術的に打つ手はあるそうです。

川幅をものすごく広げて堤防をものすごく高くする。

川を中心に考えると打つ手はあるけど人間を中心にすると打つ手は限られる。

人間中心といっても、どこの人間を中心に考えるかで話が違ってくる。

古来、上流と下流、左岸と右岸は利害相反し流血の争いが当たり前だった。

左岸の堤防が決壊すると右岸では万歳を叫び酒を飲んでどんちゃん騒ぎをした。

どうかすると決死隊を結成して対岸の堤防を崩しに行った。

こわいですね。

昭和40年代には、「分家災害」という概念が提唱されてます。

 

大きな災害が起きると被害を受けるのは分家だというんです。

本家というのは古い。

江戸時代以前ですね。

昔々から安全だとされている場所に立ってる。

分家はそういうぜいたくはできない。

そういう考えからすれば、我々みんな分家みたいなもんですよ。

自然と一対一で向き合うことがないから山のことも川のことも何も考えてない。

国土交通省様よろしくお願いしますという感じですね。

そんなことではいけない!というようなことも書いてあります。