ヤマハの発表会でやる「空に唄えば」の練習時間が決まった。
その曲をやりたいと言い出した人が、他のメンバーに連絡を取って時間を決めることになっている。
この曲は、中学一年生の男の子だ。
家内が、「『空に唄えば』の人から電話」と言うので、出ると中年女性の声だ。
中学一年生には無理なので、他のパートの人が代わりに連絡してきたのだろうと思って、「おたくはベースですか?」と聞いたら、「いえ、ボーカルです」
ええ!青春ロック「空に唄えば」のボーカルが中年女性かと、自分のことを棚に上げて驚いたら、「あの、息子が・・」
おかあさんなのであった。
ギター雑誌の「バンドメンバー募集欄」
何と!先月に引き続き「ハイトーンボーカル」の人が投稿してる。
「ハイトーンです。ハイトーンボーカルを本当に必要としているバンドを探しています。声質はクリアーなハイトーンです。音楽性は関係無く、ハイトーンボーカルを探しているバンドは連絡ください。損はさせない」
ミエもハリもなく、主義主張も恥じも外聞も前後見境も無くという感じだ。
しかし好みはあるようだ。
「好みとしては、男気、根性、涙もろさ」
演歌歌手を目指すべきではないか。
「風雪ヤン衆よされ節」!自慢のハイトーンでどーぞ!
社会人のバンドが、ボーカルを探している。
「音程さえ合っていれば、声質は問いません」
「30代のヘタクソボーカルです。平日の夜ヒマな人いませんか?初心者、指導者的なうまい人歓迎」
どっちやねん。
「早い者勝ち」
か、勝ちって・・。
「当方40歳。ブルースマンで一生を終えようと思っています。ブルースの偉大な歴史に泥を塗るヤツはお断り」
どんなヤツじゃ。
「ブーレーズ、メシアンなど現代音楽が好きですが、やっぱりビートルズ、ストーンズ!オリジナルをやりますが、マカフシギなロックです」
そうだと思います。
「時代劇をコンセプトにしたバンドやりたし。当方、キーボードと居合やります。特に幕末を好む。衣裳は当然着物。来たれ同志よ」
見たいです!チャンバラバンド!
「ジャンルにはこだわらないけど、60年代オールディーズがいい。テクニック、性別年齢不問だが、オカマ、ニューハーフ、人の話を聞かない人×」
この人は、以前よほどオカマとニューハーフと人の話を聞かない人にひどい目にあわされたのだろう。
いろんな人がいますね。