中日ドラゴンズの山本投手が、阪神タイガース相手に無安打無得点試合を達成した。
山本投手は41歳で、最年長での無安打無得点試合達成である。
すばらしい。
試合後、山本投手は記録達成を喜びながらも、まだチームのリーグ優勝、日本シリーズでの優勝という大きな目標があるので、それに向けて気合を入れなおすと語った。
朝日新聞の加藤真太郎記者によると、山本投手は、「余韻に浸る暇もなく、ふんどしを締めなおした」
いろんな差別用語に気を使うのもいいけれど、「ふんどしを締めなおす」というような言い回しもいいかげんにやめるべきだ。
300年後の人がこの記事を読んだら、21世紀の日本ではまだふんどしを締めていたのだと思う。
それだけならいい。
300年後、知的な美人が、私の『今日はラッキー!』を国会図書館で読んで感激した後でこの記事を読んだらとどうなる?
知的な美人読者は、「この本の著者、若草鹿之助さんも21世紀の人だからふんどしを締めていたのだわ」と思うにちがいない。
非常に迷惑である。
この美人は知的な人だから、ふんどしとはどんなものかと百科事典で調べる。
そして、私のふんどし姿を想像する。
とんでもなく迷惑な話だ。
300年後の私の美人読者にそんな想像をさせる加藤真太郎記者を絞め殺してやりたい。