若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

というようなわけで

ボーカル科プロコース発表会は、無事終わった。

私たちバックダンサーの出来がどうであったかは、尊師激写のビデオを見ないとわからない。
ただ、衣装に関しては、私が、たかちゃんやどてくんに勝ったと思う。

黒いズボンと、白いシャツと指定されていたのであるが、私の白いシャツが最も豪華絢爛であった。
フリルの数がちがう。
前後左右腕胸首周り、フリフリのビラビラである。
このかっこうで、ベルサイユ宮殿の、マリー・アントワネット主催の盆踊り大会に出ても、ひけをとらない。

善男善女から奉納された無数のよだれかけをつけたお地蔵様に見えないこともない。
たかちゃんとどてくんが、私のフリフリ姿を見て、むっつり黙りこんでいたのは、いさぎよく、敗北を認めたためと思われる。

ヤマハ発表会と並ぶ大イベント、「世界陸上」も、要注目だ。
1万メートル走が、男女とも迫力があって、緊張して見てしまった。
30分程度というのが、手ごろでいい。

ただ、終盤、一周遅れの選手とごっちゃになるのが、ややこしい。
最後の千メートルは、トラックからフィールドに入って、縦横十文字に走るとか、フィールドから観客席に入って、上段からグルグルまわって降りてくるとかの工夫が必要だ。

100メートル走は、ダメだ。
距離は、100メートルでもいいが、10秒前後というのは、あっけなさすぎる。
きのうの、女子100メートルは、大接戦で、順位決定まで、数分かかったそうだ。
走り11秒、順位判定5分では、しゃれにならん。

虫眼鏡や顕微鏡まで動員して順位を決める。
スポーツといえるのだろうか。

大相撲なら、九重親方から、「ただいまの勝負について、御説明申し上げます。行司軍配は、ウイリアムズが、キャンベルより早いと見て、東方に上がりましたが、協議の結果、同体と見て、取り直しといたします」、と場内放送があって、客が大喜びするところだ。

朝日新聞によれば、一位(?)のキャンベルが、「ウイニングラン」をしたとのことであるが、これは、一人で「ウイニングラン」より、二人で「どっちかわかラン」がいいと思います。