若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

女王イシンバエワ

テレビで、「世界陸上」を見る。

男子400メートルハードルで、ハードルの手前で、ぎこちなくちょこまかしてる人が一位になった。
意外である。
ちゃんと練習してるのか?

女子棒高跳びでは、大本命のイシンバエワ選手が優勝した。
棒高跳びは不自然な競技だと思う。
なぜこんなことをするのか。

長女は、いや、ハンマー投げの方が不自然だと言う。
なるほど、ハンマー投げも不自然だ。

あの、「ハンマー」は、作るのが、かなり難しそうだ。
棒高跳びの棒も難しそうだ。
作りにくい道具を使うのは、おかしい。

どちらが作りにくいか。
「棒」ではないか。
グラスファイバーかカーボンか知らんが、化学工業の力が必要だ。
「ハンマー」は、鍛冶屋のおじさんに頼めば出来そうだ。

「棒」は、持ち運びも大変だ。
電車には乗れませんよ。
「ハンマー」なら、5、6個持って乗れる。
私は持てませんが。

「棒」は宅配便でも無理だが、「ハンマー」ならOKだ。
と思います。
詳しくは、クロネコヤマトなど、宅配便各社に問い合わせてください。

棒高跳びが不自然なのは、跳ぶための道具だけでは、競技が成り立たないことだ。
落ちる所に敷くクッション材も必要だ。

木の棒を使って、世界記録が3メートルという時代なら、布団二、三枚でだいじょうぶだっただろう。

5メートル、6メートルとなると、布団やワラではすまない。
ここでも、化学工業の力が必要だ。

こう見てくると、一番不自然な競技は、棒高跳びということになると思う。
エレーナ・イシンバエワさんは、不自然の女王だ。