1957年のハリウッド西部劇です。
朝日新聞の、映画欄じゃない何かの欄で紹介されてて、アマゾンで評判がよかったので買いました。
貧しい牧場主が、放牧していた牛を連れにやってくる。
男の子を二人連れてるんですが、通りかかった駅馬車が強盗団に襲われて御者が射殺されるところに出くわしてしまう。
十数名の強盗団相手では何もできず、馬を取り上げられてすごすごと家に戻る。
その話を聞いた奥さんが冷たく、「それであなたは黙って見ていたの?」と言ったのには驚きました。
相手は十数名ですよ。
こっちは子供二人を連れてるんですよ。
奥さんは軽蔑したように、「黙って見ていたの?」と責める。
は〜、「男のナントカ」を描きたいんだなと思いました。
「女のナントカ」も描きたいみたい。
ナントカとナントカの絡み合いというかぶつかり合いというかすれちがいというか、なんかわからんけど、酒場の女が出てきて強盗団のボスと絡み合うんです。
なんでこんなところで絡み合う?と思うけど、男のナントカと女のナントカが、強引かつ不自然に絡み合う。
いや、西部劇映画で強盗団のボスと酒場の女が出てきたら、絡み合うのが自然かな。
そのあとも、自然なような不自然なような出来事が続いて、最後は、主人公と強盗団のボスの男のナントカでめでたいようなめでたくないような、う〜ん、ここ、しんみりするとこなのかなあと考えてるうちにおしまいです。
この映画もそうですが、最近、「300円ならがまんできるなあ」という感じの映画が多いです。