アメリカとアフリカが一字違いなのは、納得できない。
いくら考えても、不思議である。
なぜこんなおかしなことになってしまったのか。
アメリゴ・ベスプッチのせいだろうか。
コロンブスは、アメリカのことを「インド」だと思っていたらしい。
アメリゴ・ベスプッチは、いやちがう、新しい大陸だ、と考えた。
それを記念して、かどうかは知らんが、この新大陸を「アメリゴ」と呼ぶことになったのなら納得だが、「アメリカ」と呼ぶことになった。
なぜかというと、アメリゴ・ベスプッチをラテン語で言うと、「アメリカス・ベスなんとか」になるらしい。
では、新大陸を、「アメリカス」と呼べばいいではないかと思うのが、ラテン語素人の浅はかさ。
土地は女性だそうです。
で、「アメリカス」の女性形の「アメリカ」になったらしい。
ややこしい話である。
ややこしい話ではあるが、これで、アフリカを発見したのが、アフリゴ・ベスプッチで、その名にちなんで「アフリカ」と命名されたのなら、「アメリカ・アフリカ問題」は、一応まるくおさまるのだが、アフリゴ・ベスプッチなどという名前は聞いたことがない。
方向を変えて考えた方がよさそうだ。
「くだもの」と「けだもの」が一字違いなのも納得できない。
どちらも「だもの」がついている。
くだものには、なぜ「だもの」がついているのだろう。
いいじゃないか、くだものだもの。
けだものには、なぜ「だもの」がついているのだろう。
いいじゃないか、けだものだもの。
相田さん大活躍。
では、「けだもの」と、「けもの」はどう違うのだろう。
「けもの」はわかりやすい。
「毛のもの」だろう。
すなおである。
「毛だもの」は、すねているみたいだ。
「ワシなんか、どうせけだもの」
「けもの」がすねると、「けだもの」になるのだろうか。
ちがいを知ってる人、教えて下さい。