朝日新聞国際面のコラム「風」。
スーダン、ダルフールでの紛争が、人道的見地から、大きな国際問題になっている。
各国が、現地での支援活動に積極的なのにくらべて、日本は、国連を通じての援助だけなので、存在が感じられないようだ。
国際面の下のほうに目をやると、「決め手はにっぽんの力」。
ダルフールの次はどこかと思って、見たら、「にっぽんの力」ではなくて、「すっぽんの力」だった。
すっぽんエキス「パワーライフ」の広告であった。
社会面に、「お詫びとお知らせ」。
社会面の下の方は、「お詫び」の指定席だ。
ここを見るといつも気の毒に思う。
「お詫び」しなければいけないような事態に立ち至っただけでも大変なのに、新聞社に金を払って、お詫びする。
今日は、大阪高島屋のお詫びだ。
「春の大北海道展」で、大変な失態があった。
3月26日と27日の両日、六花亭の「マルセイバターサンド10個入り」、1100円を、1155円で売ってしまったのだ。
お客様の信頼をそこなったことを深くわびている。
お問い合わせ窓口に連絡してください。
レシート確認のうえ、差額を返金してくれる。
交通費支給とは書いてない。
自腹かもしれない。
担当者が、家まで持ってきてくれるのかもしれない。
朝日新聞奈良版。
県内の多くの遺跡の調査に関わった、橿原考古学研究所の課長が退職する。
この人は、その発掘スタイルから「ユンボのかずさん」と呼ばれていた。
「ユンボ」というのは、土木工事用パワーショベルの商品名だ。
自分が目指すところまで一気に掘り進む人なので、こういうニックネームがついた。
88年の、東大寺大仏殿近くの発掘調査では、1週間に5メートル以上掘り下げた。
これだけでは、発掘の素人である私には、えらい人なのか困った人なのか、わかりません。
掘り下げが足りない。
「ユンボのかずさん」のツメの垢でもせんじて飲んでほしい。