若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

お詫び広告

新聞のお詫び広告が好きです。

必ず読みます。
お詫び広告のファンだというと、よほど性格の悪い男と思われるかもしれない。
実際に悪いのかもしれない。

好きだといわないほうがいいかもしれない。

「新聞のお詫び広告に興味がある」

これだと無難ですか。
いろんなお詫び広告がありますよ。

読むといろいろ考えさせられます。

こんなことまでお詫びしなければならないのか。
こんな広告を出して読む人いるのか。

今朝のお詫び広告は、「本の発売中止のお詫び」という珍しものであった。
読んでみると、フィギュアスケートの浅田選手の本だ。

この2月8日に発売予定だったが、宣伝ポスターの「ママ、ほんとうにありがとう」という文句が、浅田選手の本意ではなかったため、浅田選手の申し入れにより発売を中止するとのことである。

浅田選手のお母さんは最近亡くなった。
それを利用するかのような宣伝文句なので、許せない!ということになったんでしょうか。

私にとっては、問題になるような文句ではないです。
もし書店でそのポスターを見たら、「ああ、浅田選手が、亡くなったお母さんに感謝してるんだな」と思ったでしょう。

浅田選手は、無断でそういうことをされて怒ったんでしょうな。
どういう契約になってたんでしょうか。
浅田選手の代理人というか所属事務所というか、周囲の人がぬかってたんでしょうか。

出版元が「ポプラ社」というのも意外でした。
よく知らないけど、なんとなく、「良心的出版社」と思ってたんです。

浅田選手の手記を出すというのがのが意外であった。
いや、浅田選手の手記を出すのは良心的出版社じゃない、というのじゃないですよ。

児童書専門の堅実な出版社と思ってました。
少子化の時代、堅実だけではだめだ!とベストセラービジネスに力を入れるようになったんでしょうか。
力を入れ過ぎて、無断でポスターを作ってしまったんでしょか。

宣伝広告は、振り込め詐欺みたいなもんだと思ってるので、なにがあろうと少々のことでは驚かない。
今回の「お詫び」にも驚かないけど、いろいろ考えましたので、今後とも「お詫び広告」に注目したいと思いました。

↓ゆうちゃん、歩く!
 演出、やらせ一切なし。