若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ミシン

NHKTVの朝の連続ドラマで「ミシン」が活躍してます。

「洋裁」で生きる女性が主人公だから、ミシンも主人公みたいなもんです。

「洋裁」というのも、古いというかいかめしいことばですね。
「西洋裁縫」「洋式裁縫」の略でしょうか。

「洋裁」じゃない「裁縫」は、子供のころ祖母がよくしてました。
いつも何か縫ってたように思います。

私に、針穴に糸を通してくれというのが不思議でした。
針穴が見えないというんです。
この穴が見えない?
私の子供のころの最大のナゾと言ってもよかったです。

私が中学生のころ、母がミシンを買いました。
ふつうに買ったんじゃなくて、知り合いから買いました。
その方のご主人がミシンメーカーに勤めてたんです。

で、安く買えたんでしょう。
それはいいんですが、その会社は輸出用ミシン専門の会社でした。
これは困ったことでした。

説明書が英語なんです。
で、母は、中学生の私に、説明書を訳せと言ったんです。
英語を習ってるんだからできるはずだというんです。

訳しました。
というか、辞書をひきました。
今おぼえてるのは、「ボビンケース」という単語くらいかな。

そのミシンがどうなったかおぼえてません。
あまり使わなかったように思います。
私の訳が悪かったのかもしれない。

「ミシン」というと、辞書を片手に、ミシンのいろんな部分を見ていた中学生のころを思い出します。