若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

電話セールス

電話セールスというのは効果あるんでしょうか。
あれだけかかってくるのだから、あるんでしょうな。

会社には激しくかかってきましたねえ。

なんのセールスだったか忘れたけど、「3分だけ、3分だけお時間ください!」とせっぱつまった口調の「命がけ」みたいなのもありました。

そうかと思うと、横柄なだみ声で、「あ〜・・手形の割引でっけど、用事おまへんか」というあやしげなのもありました。
まあ、「手形の割引」なんかは、あやしげなほうが頼れる感じがしていいのかもしれません。

ロサンゼルスの娘の家にも、いろいろセールス電話がかかってくるそうです。
撃退法は、「私、英語わかりません」。
単純でいいですね。

ウチの娘は英語ができるんですよ。
できるけど、セールス電話の時だけ、できないふりをするんです。
誤解なきようお願いします。

で、先日新聞の売り込みと思える電話がかかってきた。

例によって、「私、英語がわかりません」と流ちょうな英語にならないよう、わざと日本人式発音で、無理してたどたどしく答えた。
能ある鷹は爪を隠す。
父親譲りです。

一件落着、と電話を切ろうとしたら、相手が、「ニホンゴ?」と聞いてきた。
なんと、その人は、大学で日本語を勉強中だったんです。

ちょうど良い機会という感じでいろいろしゃべってくる。
娘も、父親譲りの教養を生かして日米友好民間親善大使の務めを果たそうと、日本の歴史、芸術、政治、経済などについて、流ちょうな英語を駆使して話した。

最後に、台頭する中国に対抗するには、今後ますます日米同盟が重要になっていくだろうという意見を表明し、そのうえで、新聞をとれないことをお詫びしたところ、相手は、「モンダイア〜リマセン!」と答えて電話を切ったそうです。