きのうは料理教室。
通いだして三年になると思います。
もうそろそろ卒業ですね。
「この道をきわめる!」というほどの覚悟もないので、こんなもんでしょうか。
まあ、やれといわれればできる、というか、できる気になっただけでもたいしたもんです。
料理教室の先生は十人ほどですが、どういうわけかよく当たる先生あまり当たらない先生、かたよります。
いつも顔は見るけど習わない先生もいます。
きのうの先生は、顔はよく知ってるけど、二回目かな。
二十代と思える女性です。
豚バラ肉のなんだったかを作りました。
生徒は私一人。
先生に、「若草さんは、お仕事は・・・?」と聞かれて、この先生は私の個人情報を全然知らないのだと了解。
仕事をやめたことを話したら、何年くらい働いたかと聞かれた。
四十年ほどと答えたら、「え〜〜!四十年ですか!ご苦労様でした。ゆっくりなさってください」と言われて、かっくんとなりながらもほろりとしてしまった。
もう十分ゆっくりしてる最中なので、タイミング的にかっくんとなったのであるが、「ご苦労様でした。ゆっくりなさってください」といわれると、しみじみします。
あらためて、四十年もの長きにわたり汗水たらして馬車馬のように働いてきたのだというすでに過去のものとなった実感の残りかすみたいなものがわきあがってくる。
ご苦労様だったような気もするしご苦労様ではなかったような気もする。
今それを言われると、ヘンな感じであった。
先生は、最近ドイツ人男性が入会したと言った。
この教室では、ルーマニア人女性やインド人男性と会ったことがある。
それが印象に残るのだから、日本の国際化はまだまだです。
そのドイツ人男性は日本語がまったくできず、教室の先生たちは英語も「ハロー」ていどだそうです。
「ハロー」ていどって・・・(ー_ー)!!