若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

「えびマヨ」の謎

奈良ネバーランドでのライブは無事終わった。

私は、ギターさえ持たなければ無事なのである。

きのう、最初に出たのは、さわやか男女デュオで、二番目が、かわいくてやかましいロックバンド「アクワマリー」。

その次に私が出るというのは、どう考えても場違いである。
その、場違い感をねらったのなら、桜よしのさんは、頭よろしい。

私が出て、客がかっくんとなったところで、自分がさっそうと登場しようという魂胆なのか。

そういえば、桜よしのさんのブログのタイトルは、「計算ですから!」である。
もうちょっと若い女性らしいタイトルにすればいいのにと思っていたが、ひょっとすると頭の切れる悪女なのかもしれない。

さて、私は、ギターを持っていない強みで、ステージでは気楽にしゃべって歌って踊った。
楽しかった。

桜よしのさんのバンドで注目は、ギターのクレージー・キングさんだ。
名前もすごいが、身体もすごい。
レスリー・ウエストみたいなギタリスト、といえば、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないだろう。

とにかくでかい人だといえば、誰にもわかるだろう。
ありきたりだが、美女と野獣である。

出番前、緊張した表情を見せていたよしのさんが、ステージで爆発しまくったのに感心した。
私は、ヤマハの発表会では、出番前に緊張してステージでこける。
えらいちがいである。

きのうは、尊師と、ヤマハを代表する熟女U山さんが来てくれた。
ライブ終了後三人で飲んだ。

えびマヨネーズを注文したら、えびが三匹。
U山さんが食べた。
私も食べた。

尊師は食べず、えびが一匹残った。
「先生、食べてください」
「食べましたよ。U山さんと私が食べて、鹿之助さんがまだなんですよ」
「いやいや、私は食べました。えびが三匹でしょ。U山さんと私が食べて、先生がまだなんですよ」
「あのね、えびが三匹でしょ。私とU山さんは食べました。鹿之助さんがまだだから一匹残ってるんですよ」

U山さんの皿には、証拠のえびの尻尾。

「先生、尻尾がないじゃないですか。食べてないんですよ」
「私は尻尾も食べるんです。鹿之助さんこそ尻尾がないじゃないですか」
「私も尻尾は食べるんです」
「だから、三匹あって・・・」
「いや私は・・・」

互いに一歩も譲らず言い争っていたら、ウエイトレスがやってきた。
「あの〜、えびは四匹なんですけど」