若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

リハーサル

昨日は、ヤマハの教室の発表会のための第一回リハーサル。

私は、ヤマハ西大寺教室の怪物バンドじゃなかった名物バンド「ヴィンテージグッズ」の一員として二曲やる。

このバンドは、ベースのK君とギターのT君の若手二人は、まともである。
ボーカルのY森さん、ドラムのIさんと私の高齢トリオが、怪物というか名物というか、まあ、何とでもいってくださいというところです。

このバンドは結成十年ということである。
知りませんでした。
メンバーだけど、知りませんでした。
結成十年というと、息の合った中堅バンドという感じだが、そんなことはありません。
息の合ったバンドというより、息も絶え絶えのバンドといった方がよろしい。

ベースのK君が、「鹿之助さん!奈良テレビの料理番組に出てましたね!」といった。
出ました。
彼には、料理教室に通ってることは言ってなかったから、料理番組で私を見て驚いたようだ。

今年の初め、料理教室に行ったら、奈良テレビのカメラが入ってた。
バレンタイン用のお菓子を作るところを録画して、テレビで放映するという。

私は、別の料理を習ってたのだが、先生が、番組で教室の紹介をしたいので出てくれませんかといった。
出たがりの私は即座にOKした。

若い女性アナウンサーが、「では、生徒の、イケメンナイスミドル、若草鹿之助さんにお話をうかがいましょう」と言って私にマイクを向けるかと思ったが、イケメンナイスミドルとは言わなかった。
あがっていて言い忘れたようだ。

「この料理教室を選んだ理由はなんですか」などとテキトーなことを聞くので、「先生が美人ぞろいだから」などと、テキトーに答えた。
それが放映されたのだ。

K君は、何気なしにテレビを見ていた。
料理番組をやってるなと思ったら、突如私が現れたのだから、驚いたのは当然だ。

「あれはいったいなんだったんですか?」

K君にとっては、イケメンナイスミドルハードロックギタリストであった私が、イケメンナイスミドル三ツ星シェフになるという、大混線事態だったようです。