仕事をやめると、何曜日とか何日とかいう感覚が薄れるという話はよく聞く。
私の場合、お稽古事を中心に動いていて、だいたい毎週決まった曜日だから、曜日感覚は薄れない。
子供のころ、テレビの番組が曜日としっかり結びついていたようなものである。
一週間たつのは早い。
あっという間である。
ところが、「一週間前」というのが、はるかな昔のような気がする。
どのお稽古事も、すぐ次の週になるのだが、先週習ったことが、すでに忘却のかなたという感じである。
時の流れの中を、私が猛スピードで未来へ向かって突っ走ってる、というのならかっこいいけど、なんかちがいますね。
全然かっこよくない。
下りのエスカレーターを上ってる感じかな。
よくわかりませんが、未来と過去のバランスが崩れてきてるように思います。
おぼえるのに時間がかかるかわりに、忘れるのは早くなってる。
これは、バランスが取れてる。
と思います。