若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

おじさんはダメだ

今日は、料理教室。

ミルフィーユ」というお菓子を作った。

ケーキとかパンを作る時、時々感心することがある。
こんなヘンテコな作り方を、よく思いついたなと感心する。

今日の、「ミルフィーユ」もそうだ。
どうしてこんな作り方を思いついたのだろう。
ややこしいから説明しませんが、感心した。

まあ、それほどややこしい作り方でもないのだが、書くのはややこしい。

ケーキとかパンの作り方の説明書を読むと、ややこしそうに思う。
が、作ってみるとそれほどややこしくない。

言葉を使うのは、泡だて器を使うより難しい、ということかもしれない。

ミルフィーユのテーブルは、私一人。
隣のテーブルでは、若い女性が5人、コロッケを作ってた。
コロッケを作るより、ミルフィーユを作る方がえらいような気がして、うれしかった。

今日は、お母さんに連れられて、男の子が来ていた。
お母さんは、「えびマヨ」を習っていた。

ミルフィーユ」を作る前、男の子としゃべった。

小学生かと聞いたら、来年だと言う。
じゃあ、幼稚園やねと言ったら、来年小学校と言う。

どこの幼稚園?と聞いたら、また、来年小学校と言う。

う〜ん、幼稚園に行ってないのかな。

小さな円盤がたくさん入った箱を持ってた。
ゲームに使う円盤のようだ。

怪物のような絵が描いてあって、「100」とか「50」とか数字も書いてある。
ゲームに使うのかと聞いたら、ウンとうなずいた。
「100」が「50」より強いんやね、聞いたら、ちがうと言う。

ややこしそうだ。

男の子は、私の質問に、しかたなく答えるという感じだ。

話が弾まないまま、私のミルフィーユ作りが始まった。
お母さんが、「えびマヨ」を作る間、男の子はおりこうに座ってた。

時々、教室の先生たちが相手になってた。
若い女の先生が相手だと、男の子はうれしそうに色々しゃべってた。

おじさんはダメだ、と思いながら、私はミルフィーユを作ってた。