若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

帰って来ました

きのう、帰りました。

ロサンゼルスでは、空港から娘の家まで、美術館行き、帰りの空港まで、三度タクシーを利用しました。
行ったばかりの娘に送迎は無理なので、タクシーに乗らざるを得ない。
車がないときわめて不便なところですね。

ロサンゼルスという町は、砂漠の中に作り上げた町だと聞いてはいたけれど、そこらじゅうの草木はすべてスプリンクラーで育ててるというのには驚きました。
雨が少ないからそうせざるを得ないというのですが、何をするやらという感じですね。

タクシーは、娘が手配してくれた「日本人タクシー」です。
娘は、私の正統的クイーンズイングリッシュが心配で、気を使ったようです。

カーナビを使ってたので、カリフォルニア州内のカーナビかと思ったら、アメリカとカナダが入ってるそうです。
う〜ん・・・アメリカとカナダ・・・。
地図帳なら大変ですよ。

片側6車線だったか、びゅんびゅん飛ばしてます。
左側が空いてるので、聞いたら、「カープールレーン」といって、二人以上乗ってる車だけが走れる車線だそうです。

ほとんどの車が一人だけだから、カープールレーンは大変空いてました。
タクシーは、カープルレーンをすっ飛ばしました。

一人乗りでカープールレーンを走ったら、341ドル以上の罰金という看板が出てました。
341ドルとは?

フリーウエーには、ガソリンスタンドもサービスエリアもなく、とにかく「道!」という感じでした。

これだけとんでもない車社会なのに、アメリカのメーカーが、日本に負けるというのは実に不思議です。

美術館では、じっくり鑑賞してる人は少ないように思いました。
「観光名所」的扱いなのでしょうか。

神道の私でさえ手を合わせたくなるような、名も知らない画家の、小さいながらも素晴らしいキリスト像がありましたが、皆さん知らん顔で素通りでした。
罰当たりな人たちだと思いました。

帰りの空港へのタクシーが迎えに来た時はびっくりしましたねー。
リンカーンコンチネンタルのリムジ〜〜〜ン!
長大な車です。

大統領かアル・カポネが乗るようなヤツです。
たぶん、タクシー会社が、私たちを、孫の顔見たさに何度もやってくると見て、大サービスしてくれたんだと思います。

乗り心地は満点でしたが、ロサンゼルス国際空港で降りるときは、ちょっと恥ずかしかったです。