ラグナビーチに行ってきました。
あまり花ちゃんべったりなのも芸がないとはいえ、ハリウッドやディズニーランドを見たいわけではなし、空港から送ってもらったタクシーの日本人運転手氏が、「だまされたと思って」とえらくすすめるので行ってみました。
まず感動したのは、ビーチへの道が一車線だったことです。
アメリカにも一車線の道があるのかと、ヘンなところで感心しました。
日本の道を走ってるような安心感がありました。
ラグナビーチは観光地で、大勢の人でにぎわってました。
車で道があふれかえってたのも日本みたいでうれしかった。
まあ、ビーチはビーチだと思いました。
「ギャラリー」風の店がたくさんありました。
そのうちの一軒にふらりと入ってみたら、薄暗い部屋にアメリカインディアンの工芸品が並んでた。
ガラスケースにぎっしり詰めて、値段もついてないので博物館みたいでした。
アクセサリーとか人形とか色々ある中で、バスケットがすばらしかった。
単純でユーモラスな模様が楽しい「民芸品」という感じのものです。
100年ほど前のものばかりでした。
見ていたら、そこにいた70代と思える男性が色々説明してくれました。
知的で誠実そうな人で、訥々とという感じで話す。
あなたのコレクションですかと聞いたら、ディーラーだと答えたから、自分で集めた物を売ってるようでした。
帰りにくれた絵ハガキにホームページの案内があったので見たら、1960年代からやってるようです。
ホームページのカタログで、バスケットの値段を見てびっくり。
ウン十万円から百万円クラスでした。
ラグナビーチをしばらくウロウロしてからタクシーで移動。
運転手氏が、もう一つのビーチに行くか、ショッピングセンターにでも案内しましょうかと言ったけど、家内も私も花ちゃんの顔を見たくなってきたので帰ることにしました。
孫の顔が見たくなったから帰ると言ったら運転手氏は驚いてました。