花の都パリ、と言ったのは昔の話で、いまや、花の都と言えばロサンゼルスですよ。
花ちゃんが住むようになって、そうなってしまいました。
花ちゃんに会いにロサンゼルスに行くと言ったら、みなさん、ついでにあちこち見てきたらいいという。
私たちは、どっかの市会議員じゃありません。
「視察」とは名ばかりの観光旅行。
私たちの目的は、花ちゃんなので、観光など、全く全然一切ちっとも頭にありません。
それに、ロサンゼルスなんか見るとこないんじゃないでしょうか。
ロサンゼルス城跡があるわけじゃなし、武家屋敷が残ってるわけでもなし。
でも、何かあるかも知れないと思って、きのうタクシーの運転手に聞いてみた。
サンタモニカとかの海岸と、ハリウッドくらいのようです。
やっぱりな。
ハリウッドでは有名俳優の手形、とかいうんですけど、それは花ちゃんの手形ができてからでいい。
まあ、花ちゃんにかなうような場所はないでしょう。
娘一家が住んでるのは、アメリカでもっとも犯罪の少ない地域だそうです。
市全体が、都市計画に基づいて作られたらしい。
大きな木に、明るい紫色の花がびっしり咲いてます。
「ジャカランダ」と言う木だそうです。
ブーゲンビリアも咲いてます。
きれいな町です。
バイクが全然走ってません。
タクシーも見かけませんが、利用する人が無いんですね。
とにかく、自分で「車」を運転する町です。
いろいろ書きたいんですが、実物大花ちゃんに密着してるので、観光はもちろん書くヒマもありません。
今、横でお座りして、なんか言ってます。