花ちゃんのマンションは「居住区域」にあって、その前に「商業区域」があります。
居住区域と商業区域の間に道路があります。
スーパーやレストランに行くには、その道路を渡ります。
居住区域から出たところが交差点です。
道路は片側4車線で、交差点では左折車線も入れて5車線。
10車線の横断歩道を渡るのはけっこう大変です。
歩行者は、歩行者専用ボタンを押すことになってます。
なぜかというと、歩行者なんかいないからです。
花ちゃんを連れて交差点に立って見渡しても、いつも歩行者の姿は見えません。
車がぶっ飛ばしてるだけです。
ぶっ飛ばしてるわけではないんでしょうが、日本人の感覚では狂ったようにぶっ飛ばしてるとしか思えない。
歩行者用ボタンを押してしばらくすると、「歩行者渡れ」という信号になる。
その時、男性の声が流れるんですが、何を言ってるか聞き取れません。
なにせ10車線を渡るから焦るんですよね。
「ウオークなんとかかんとか」と言ってます。
家内は、「ウオーク ライク ア ドッグ」と言ってると言うんですが、う〜ん、そう言われれば・・・。
もう少し英語耳をきたえる必要がありますね。
私たちは英語に慣れるため、出発一週間前から家庭内での会話は英語でと決めたんですが、いざやろうとすると何から何まで英語というのはさすがに無理がある。
無理をせずできることだけやろうと、お互い「パパ」「おかあさん」と呼んでたのを、「ダーリン」「ハニー」と呼ぶことにしました。
「ハニー、めし!」「ダーリン、おふろがわきました」てな感じです。
それだけでもけっこう英語で会話してる雰囲気でを味わえて、自信になりました。
おすすめです。