きのう書いたように、ウチの庭は、許すことのできない状態に成り果てていた。
ある雑草が、ムチャクチャに暴走してたのである。
庭一面に、生えまくってたのである。
この暴草族を、きのうの夕方、私は徹底的に摘発したというか、取り締まったというか、まあ、抜きまくりました。
腰の痛さに耐え、暑さにもめげず、襲い掛かる蚊にも負けず、抜きまくりました。
ポリバケツ一杯、抜きまくりました。
で、今朝です。
おお!
暴草!
なんたることか、あれだけ抜きまくったのに、私をあざ笑うかのごとくに、またも庭一面に生えまくってるではないか。
真夜中の暴草族!
これはいったい、なんとしたことであろうか。
抜いた、と思ったのに抜けてなかったのか。
雑草を、いや、生物を甘く見てはいけない。
NHKTV、「ダーウインがきた!」を見てると、そう思います。
生物というのは、恐ろしいもんだ。
人間なんて、タカが知れてます。
というか、人間も生物なんで、恐ろしいんです。
人間も、雑草に負けてない、はずです。
相田みつおさんみたいに、なにかというと、「人間だもの」と、いじけてるのか居直ってるのかわからないキメ科白を連発することはない。
生物だもの、私たちもすごいんですよ。
抜いたと思わせて、抜けていなかった。
抜きにくい雑草より、一枚上手ですね。
きのう抜いた雑草たちは、腹の中で笑ってたでしょうな。
そう思うと、こわいです。
腹の中で笑うのは、よくないようです。
先日、ヤマハの発表会のビデオを見た。
ノーテンキベーシスト、K君達といっしょに見た。
ビデオのK君は、ニコヤカに、激しいボディアクションで弾きまくってる。
その横で、私は、相変わらず、コワイ顔をして、ギターにかじりついてる。
K君が、ニヤニヤと、「鹿之助さん、いつになったら笑顔で演奏してくれるんですか」
こういう言い方、むかつくね。
「腹の中で笑いながら弾いてるんや!」
K君の横に居た女性が、「え〜っ!こ、こわ〜い!」