今年もおなじみの鳥が来ました。
毎年同じ鳥じゃないと思うんですが、聞いてみたいです。
この二羽は夫婦?友達?赤の他人?聞いてみたいです。
地面を突っついてますが、何を食べてるのか聞いてみたいです。
芝生の雑草を抜いてたら、お隣の庭からご主人が私を見下ろして声をかけてきた。
私を見下ろすような大男じゃなくて、お隣の庭がウチより一段高いので見下ろすことになるんです。
「雑草ですか?たいへんですねえ。」
「たいへんです。このところ毎年、もうやめようかと考えてます」
「やめたらだめですよ!芝生はいいですよ~!。やめないでください。やっぱり庭は芝生ですよ。石を敷いたり砂利にしたり、何を考えてるんですかねえ。庭は芝生でしょう。芝生はいいですよ。芝生、やめないでくださいよ。」
ウチの芝生を一番楽しんでるのはお隣ですよ。
お隣はウチより1メートルほど高いからウチの庭が一望です。
ウチより良く見える。
お隣のために芝生の手入れをしてるようなもんです。
せめて除草剤くらい差し入れてほしい。
お隣のご主人は庭に力を入れてます。
力の入れ方は私なんかとぜんぜんちがいます。
お隣の庭をひとことで言えば、雑然としてる。
雑然としてると言って悪ければ、整然としてない。
整然としてないと言って悪ければ、ごちゃごちゃしてる。
まあ、どう言ってもいっしょです。
完全独力の庭なんです。
植木屋さん関係なし。
ひとりでコツコツと何年もかけてこの雑然たる庭を、い、いや、雑草を抜こう。