我が家の芝庭が単なる芝庭だったのは最初の一年だけです。
この30年ほど、雑草まじりの芝というか芝まじりの雑草というか、まあややこしい庭です。
雑草といってもいろんな種類の雑草が生えるわけじゃない。
毎年ひとつだけ有力な雑草があります。
「雑草オブザイヤー」という感じです。
早いと一年だけ、長くても3年で交代します。
あきるんでしょうか。
今年の主役雑草は芝とよく似た姿で非常に抜きにくい雑草らしい雑草です。
今年の我が家の庭を芝素人が見れば「きれいな芝生！」と思うでしょう。
ちがいます。
で、がんばって抜いてるんですが、抜くと次の日3倍くらいに増えてる。
なにくそ！と思って抜くとまた増えてる。
「雑草魂」といいますが、雑草の雑草魂と私の雑草魂のぶつかり合いという感じです。
抜きやすい雑草もあるんです。
スポッと抜ける。
キミ、それでも雑草か？そんなことで生きて行けるのか？と心配になります。
今年の雑草はたくましい。
どこでも生きていけると思います。
抜いても抜いても生えてくる。
徒労感と戦いながら抜いてたんですが、さっき庭を見たら、おお、芝生優勢じゃないですか。
やっただけのことはある！という最近感じたことのない感覚を味わいました。
雑草に感謝？
