若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

芝生完全復活

ウチの芝生が完全復活しました。

去年、史上最悪の巨大赤ハゲ芝に成り果てて、「もう芝生は今年限りじゃ!」と自暴自棄になった私ですが、いま、青々とした芝生を見て、やっぱり芝生はええなあ、とうっとりしてます。

ホントに去年のアカハゲはひどかった。
ウチの庭に、エチゼンクラゲが大挙襲来!という感じでした。
あっちにボヨヨ〜ン、こっちにボヨヨ〜ンと巨大赤ハゲ。

アカハゲ部分には雑草も生えないのを見て、恐るべき病原菌だと確信しました。
もうアカン。
来年このアカハゲがどうなるのか見届けてから、芝生をはがそう。
こう覚悟を決めておりました。

で、今年の芝生シーズン入り。
アカハゲ部分はそのまま残ってました。
病原菌が越年居座りか。
これであきらめもついた、と思ってたら、アカハゲ部分に徐々に芝生が進出して行くではありませんか。

おお!
大自然の驚異!
芝生奇跡の復活か?と期待してたら、見る見るうちに全面の緑。

おまけに雑草が非常に少ない。
病原菌が雑草をやっつけてくれたのだと思い間ます。
除草剤より効果がある。

そうなると人間というのは現金なもので、え?あんただけ?いや、まあ、なんですが、芝刈り機を買い換えました。
今年限りと思ってましたが、やっぱり芝生で行きます。

時々病原菌に「土地改良」してもらうのがいいんでしょうか。
まあ、芝生だから気楽なこと言ってられますが、農作物なら悲惨ですね。

去年までは、除草剤、殺菌剤、肥料といろいろ手をかけてきましたが、巨大赤ハゲ以後、投げやりになって何もしてませんでした。
それでも完全復活。
というか、それで完全復活したのかな。

昔、こんな話を読んだことがあります。
アメリカの大金持ちがイギリスのお城を見学した。
芝生が素晴らしかった。
アメリカの自分の庭の芝生と大違いである。
どんな手入れをしているのか管理人に聞いたところ、自分がしていることといっしょだった。
「そんなことは私もしてます」
「それを400年続けたら、こんな芝生になるんですよ」

コツコツ続けることの大切さを説いたちょっといい話とも思えるし、アメリカ人を馬鹿にしたいやな話だとも思えます。
いずれにせよ、そんな単純な問題ではないと、芝歴20年の私は思います。