我が家の庭は芝庭です。
芝庭ということは、はやい話が、雑草庭ということです。
ホントにはやいんですよ。
毎年、この時期、芝がまだ眠ってる時期に、雑草が現れます。
芝庭なんですよ。
雑草庭じゃないんです。
お先に失礼という感じで、まず雑草です。
雑草といえど、緑の美しさに変わりはない。
変わりはないけど、雑草である。
雑草の緑を見て、美しいような腹立つような、高級な感情を抱く。
ホモサピエンスならではの感情です。
ネアンデルタール人では、こうはいかない。
と思います。
ネアンデルタール人が庭で芝を育てたかどうかは知らんけど。
まあ、「いいじゃないか、ホモサピエンスだもの」、的感慨である。
で、毎年、メインの雑草があるんです。
雑草だから、「雑」ですよ。
いろいろ雑雑です。
雑雑の中に、毎年、「これ!」という雑草があるんです。
主役というか、まあ、「雑草オブザイヤー」です。
他を圧してはえまくる。
で、今年の「雑草オブザイヤー」、決まりました。
ご紹介したいんですが、名前は知りません。
典型的「雑草」です。
どなたでも、一目見れば、「あ、雑草!」とわかります。
ほぼ毎年、「雑草オブザイヤー」は変わります。
不思議です。
輪番制かな。
譲りあってると思います。
雑草の世界にも仁義というものがあるんでしょうね。
ああ、今年はこれが主役なのか、と見ていて気持ちいい、わけないでしょ。
くそ!今年はこいつか!と抜きまくる。
抜きまくったからって、「雑草オブザイヤー」に勝てるわけないんです。
勝てるわけないけど、がんばります。