「聖徳太子はいなかった」という説が衝撃を与えているそうです。
与えているというか、すでに常識だそうで、最近読んだ本には、「歴史の教科書に聖徳太子の名前はない」と書いてありました。
「聖徳太子はいなかった」といわれても、私は「ふ〜ん」と思うだけです。
あわてふためかない。
「聖徳太子がなくなった」といわれたら、あわてふためいて財布を見る。
あれば安心なければカード。
なんの話か。
聖徳太子です。
この本の著者によれば、スーパーマンみたいな聖徳太子はいなかったけど、そのモデルと思われる厩戸皇子は、当時の一般人としては仏教をある程度理解していた、ということのようです。
まあ、そういう風にていねいに説明してもらっても「ふ〜ん」と思うだけなのは不徳の致すところである。
仏教をいち早く導入したのは蘇我氏で、理屈なんかわからんから仏像をありがたがって、「今までの神様よりご利益のある最新式の神様」という認識だったようです。
仏教はそんなもんじゃない!と頭のいい人たちが気づくのはず〜〜〜っと後の話だけど、頭のいい人たちが気づいた後も今に至るまで大多数の日本人にとっては「ご利益のある神様」であり続けてるのではないかと言っておられますよ。