きのうは高校時代の友人十人ほどで飲みました。
いわゆる「トラキチ」が多いんです。
いつものように、飲みながらケータイで試合経過を確認しながらワイワイ言ってます。
野球にほとんど興味のない私ですが、子供じみた彼らの言動をバカにしたりせずあたたかく見守ってるのは我ながらエライと思います。
阪神タイガースのファンなのに、阪神タイガースのことをボロクソに言うんですね。
ヘンタイというかサドマゾというか、一種の精神病でしょう。
きのうは、みんなで真弓監督のことをボロクソにののしってました。
作戦、選手の使い方がなってないそうです。
前の岡田監督はよかったというんですが、岡田監督時代は、岡田監督のことをボロクソにののしってましたよ。
突然A君が、「真弓はビンボーやからあかん」と言い出した。
「岡田は金持ちやから選手によくおごった。真弓は選手を飲みにつれていけへんからアカンのや!」
「そうか!そらアカンわ!」
みんな激しく同意して、真弓監督の作戦がダメなのではなく、ビンボーだからダメという結論に落ち着きました。
一件落着と思ったら、B君が、またも突然、「ビンボーはあかん。掛布がやってた店がつぶれた」と言い出して、どういうわけかみんなで元タイガースの看板選手掛布をののしりはじめた。
掛布は読売テレビに魂を売ったんや!と叫んでる人もいました。
飲むにつれ、みんなで次々にタイガースの選手の悪口を言い始めました。
「あのタブタがな・・・」
「うんタブタか」
「タブタ」なんて選手いたかなと考えてたら、田淵選手のことでした。
「タブタ」で通じるんですね。
「ラインバックが一塁にヘッドスライディングしてセーフになって、あのタブタがホームラン打ちよったんはええけど、腹立つのはそのあとのインタビューや!」
「おお!あのときのタブタのコメントは許せん!」
三十年ほど前の話のようですが、みなさんよほど腹にすえかねてるのでしょう、まるで昨日のことのように「タブタ」をののしってました。
あと、ののしられたのは、金本、新井だったかな。
阪神タイガースの監督、コーチ、選手、みなさんたいへんですね。